今年のはじめに亡くなった、ボランティアスタッフさくらさんの愛犬ハナちゃん。
ピンクのお花になって帰ってきてくれました。
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ハナちゃんが亡くなった日、さくらさんは文章を綴りました。

夕方ハナちゃんが神様の元へ召されました。15歳でした。

ひと月前は庭を歩けたのに、年末にはもう寝たきりになり、ここ数日は食べる以外はうつらうつらしていて、身体の向きを変えてあげても褥瘡ができて見るのも辛いけど、ハナはどんなに苦しいのかと、とにかく痛み苦しみなく過ごせることを願うばかりになっていました。

今日夕方水分を鼻先に持っていっても飲まなくなり、もしやとの思いでマリア様コーナーで「どうかハナちゃんを一番いい場所へお連れください」「私の元へお連れくださって本当にありがとうございました」と必死に祈るうちに嗚咽になり涙と鼻水でぐしゃぐしゃ。ティッシュティッシュと取りに行って、「ハナちゃんの頭にも鼻水かかったねぇ」と拭こうとしたら逝ってしまったことに気づきました。

私がそばにいない時に逝ってしまったらどうしよう、できれば私の腕の中で逝ってほしいとここ数日考えていました。願いが叶いました。神様はちゃんと聞いてくださっていると体験しました。

おとなしい、遠慮がちな、よそのワンコに吠えられても吠えない優しいワンコでした。ニャンたちの陰にかくれて主張しないので認知症になってお世話させてくれたこの一年半はハナと私の蜜月でした。

可愛くてたまらない気持にさせてくれてありがとうハナちゃん。又会おうね。


さいごまで生きたハナちゃんと、さいごまでいっしょにいたさくらさん。
この文章を読むと、みぞおちのあたりがじんじんします。

草花とハナちゃんの写真は去年の夏に撮ったもの。「目が見えなくても夜中に何回起こされても粗相してもいてくれることが嬉しいのよハナちゃん♡」というさくらさんのメッセージが添えられていました。

オーナーそのさんの「愛情がふつふつと。。。じーんとしました」というコメントへのさくらさんのお返事が、タイトルにもある「愛も掘り起こせばでてくるものね」。
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毎週月曜日になると、さくらさんは、バケツいっぱいのお庭の草花といっしょに種に来てくれます。
お店ができた6年前からずっとです。
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さりげなく、だけどかわいく、お店のテーブルを彩ってくれるさくらさん。先日、ピンク色の菊の花が飾られていました。話によると、ハナちゃんが埋まっているところに、たくさん花を咲かせているそうです。
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このハナちゃんのピンクの花が、ハートマークに見えるのは、きっと勘違いではない、と思っています。
今日もさくらさんは、たくさんの草花といっしょに、種にやってきてくれました。
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\この記事書きました/あやの

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